概要

動脈硬化予防のための啓発活動の推進

趣旨

少子化が続き、世界に先駆け超高齢社会を迎えた日本では、健康寿命を延ばし、健康で豊かな生活が送れる社会の構築は日本人の誰もがのぞむところである。
 「人は動脈とともに老いる」という言葉があるが、動脈硬化は肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病や喫煙などさまざまな危険因子によって促進され、中高年の主要な死因でもあり、寝たきりや要介護の原因にもなる脳卒中、狭心症や心筋梗塞、大動脈瘤など恐ろしい疾患を引き起こす。
動脈硬化予防意識の向上とその実践は、健康で豊かな社会生活をおくるための国民一人一人の課題であり重要な公衆衛生対策でもある。
国民が自立して健やかで豊かな社会生活を営むことができるよう、動脈硬化の進行とそれに起因する疾患を予防する研究と行動を啓発し、もって動脈硬化予防医療並びに公衆衛生の向上に寄与していきたい。

ご挨拶 : 代表理事 細田 瑳一

わが国は、平和を守り、経済成長と恵まれた医療制度によって速やかに超高齢社会となりました。同時に少子化が進んだこともあって、高齢者は健康に生きることを求められています。他方、古くからヒトは血管と脚と共に老いると言われるとおり、加齢が進むに従って足腰が弱り動脈硬化が進みます。動脈硬化に起因する疾病は、癌と共に最も大きな健康の障害となっています。動脈硬化と呼ばれる動脈壁の変化は、加齢と共に誰にでも生じることです。大動脈から細小動脈まで、男性では30歳台から、女性でも50歳台から、動脈壁の炎症や変性によって少しずつ線維化や肥厚が進み、弾力性は減じ、内面の滑らかさを保てなくなって硬くなります。これまでの多くの研究により、ヒトの動脈硬化と同様のモデルを作って、その原因や促進因子が明らかになりました。また地域の多くの人々の協力を得て、新しい予防法や治療法を用いた多角的な介入や疫学的調査研究が行われています。その成果によって、ヒトの動脈硬化を促進させる要因がわかってきました。望ましくない条件は排除し、合併病態を十分に治療することで、動脈硬化に起因する疾病の発症を予防できるようになるでしょう。このように、加齢によって生じた動脈硬化はあっても、その進行を抑止し合併病態を薬で治療し、さらに専門医療によるカテーテル治療やバイパス手術、新しい細胞再生療法などを受けて健康に生きる人々も年々多くなっています。当センターでは、これまでに明らかにされている粥状動脈硬化促進因子(高血圧、高脂血、肥満、喫煙、運動不足、ストレスなど)を排除し、動脈硬化に起因する疾病の誘因となる合併症(高血圧症、高脂血症、糖尿病、痛風、多血症、肥満、脱水、出血など)を治療して、良い生活習慣(適度の運動、睡眠、休養、栄養、適度の水分摂取、各種ビタミン摂取、減塩、感染予防、予防接種など)を身につけ、各自の健康の認識を堅持するよう、啓発活動を続けて参りました。このたび私どもは、活動のさらなる強化を図るべく、一般社団法人としてその第一歩を踏み出しました。新組織の下、超高齢社会における健康寿命の延伸に引き続き最善を尽くして参ります。2015年8月

高齢化率(65歳以上の人口が総人口に占める割合)による分類によると、現在は「超高齢社会」に達しております。
なお、本サイト内では資料の作成時期により表現が混在しております。

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